
ハワイに行くならワイキキビーチを楽しめ!おすすめの絶景スポット・レストラン・周辺ホテルをご紹介
白い砂浜と青い海、背後には高層ホテルとダイヤモンドヘッド——世界中の旅行者を魅了し続けるワイキキビーチは、まさにハワイ観光のハイライト。初めてのハワイ旅行でも、何度目かの訪問でも、ワイキキビーチはいつも新しい発見と癒しを与えてくれます。
本記事では、8つのエリアに分かれるワイキキビーチの魅力をはじめ、ベストシーズン・穴場スポット・現地グルメ・おすすめホテルや買い物情報まで、ローカル視点を交えながら徹底解説します。
これを読めば、あなたのハワイ旅はもっと自由で、もっと楽しくなるはずです!
ハワイ旅行者に人気のワイキキビーチとは?
ワイキキビーチは、オアフ島ホノルルの南海岸に広がる世界的に有名なビーチです。8つのビーチから構成されています。
ワイキキ(Waikiki)とはハワイ語で「水が湧き出るところ」という意味で、かつては多くの小川や湿地帯があった場所でした。
20世紀初頭のリゾート開発により、現在のような美しい白浜が人工的に作られ、今では海沿いに多数のリゾートホテルやコンドミニアムが立ち並ぶ、世界屈指のリゾート地として人気を集めています。
- 遠浅で波が穏やか
波は比較的小さく、ロングボードでのサーフィンに最適な海。家族連れで遊ぶのにもぴったりです。 - どこまでも続く白砂のビーチ
約3kmにわたって続く白砂は、カリフォルニアやオアフ島北部から運ばれてきた人工的なものなのが驚きポイント。 - 絶景のサンセット&ダイヤモンドヘッドビュー
夕方になるとビーチ沿いにはサンセットを眺める人で溢れています。ダイヤモンドヘッドやビーチがオレンジ色やピンク色に染まる写真が撮影できます。
ワイキキビーチに訪れる観光客の多くは、海水浴・サーフィン・散歩など、思い思いの過ごし方を楽しんでいます。
夜になると、ロイヤルハワイアンセンターやインターナショナルマーケットプレイスなどで買い物を楽しんだり、レストランでハワイ料理を味わったりと、一日中飽きることはないでしょう!
ワイキキビーチを構成する8つのビーチの魅力を一挙ご紹介
ひと口に「ワイキキビーチに行こう!」と思っている方は注意が必要です!なぜなら、ワイキキビーチは8つのビーチから構成されており、それぞれのビーチごとに特徴やおすすめの楽しみ方が異なるからです。
海のアクティビティを全力で楽しみたい、ファミリーでゆったりと海を堪能したい、寝転がるだけの贅沢な時間を過ごしたい、インスタ映えする絶景写真を撮りたいなど、目的に合わせて選んでみてくださいね。
デューク・カハナモク・ビーチ【人気No.1】
デューク・カハナモク・ビーチはヒルトン・ハワイアン・ビレッジの目の前に広がる、家族連れや初めてハワイを訪れる方に人気のビーチです。静かな波と整備された人工ラグーンが特徴で、安心して遊ぶことができます。
最近ではビーチの改修工事が行われ、海水を濾過してクリーンな状態を保つシステムが導入されました。ビーチの水が1日に5回ほど入れ替わるため、感染症などのリスクも軽減し、安心して泳ぐことができますね。
- 毎週金曜日の夜にはヒルトンの花火がこのビーチから打ち上がり、多くの地元民も集まるそう!
- 日中は観光客で賑わっていますが、早朝なら観光客が少なく、まるで貸切状態を味わえます。
グレイズ・ビーチ
ハレクラニからアウトリガー・リーフホテル付近の小さなビーチです。干潮時には岩場が露出し、波の音が心地よい隠れスポットになります。
ワイキキビーチの中でも古い歴史を持つビーチで、昔は「カヴェへヴェへ(Kawhhewehe)」と呼ばれていました。カヴェへヴェへとは、ハワイ語で「病気の除去」を意味し、古代ハワイアンが病を癒す目的で訪れていたとの伝えがあり、現代ではパワースポットとして多くの観光客から注目を集めています。
また、グレイズ・ビーチは美しいサンセットを眺める名所としても知られており、クルーズ船の発着場所でもあることから、ハワイの海に沈む美しい夕日を最高のロケーションで眺めたい方におすすめです。
- 観光客が比較的少なく、静かに海を眺めたい方におすすめのビーチ
- ハワイアン・ヒーリング(ラウロミなど)を行う地元ヒーラーが波の音に合わせてセッションをしていることも
クヒオ・ビーチ
プリンス・クヒオ・ビーチは、「ワイキキウォール」と呼ばれる防波堤に囲まれた、波の少ない天然プールのようなエリアです。小さな子供連れや泳ぎに不安のある人に人気です。
ワイキキビーチの賑やかなイメージを醸し出しているのがこの一帯で、ランドマーク的存在として知られるデューク・カハナモク像やプリンス・クヒオ像などの観光スポットが集まっています。
ハワイといえば、ウクレレなどの楽器を使った優しい音楽とフラダンス。「まさにリゾート地!」といった時間を過ごしたい方は、このビーチを訪れるのがおすすめです。
- 毎週土曜日と毎月第1&第3火曜日に開催される無料のフラショーは絶対に見るべき!
- 日曜の朝には地元のフィットネス好きが集まって、ビーチワークアウトをしていることも
カハロア&ウルコウ・ビーチ
このビーチは別名「ロイヤル・モアナビーチ」と呼ばれており、ロイヤル・ハワイアン・ホテルやモアナ・サーフライダーといった高級ホテルが並ぶ場所に位置しています。
ビーチサイドには、各ホテルがカラフルなパラソルを設置しており、「The ハワイ」といった写真もここでばっちり撮影可能です。いつも世界中から訪れた観光客で賑わっていますが、日本人観光客の姿も多く見かけるため、初めて訪れる方でも安心して楽しめます!
また、サーフィンやSUPなどのマリンアクティビティも体験できます。
ハワイ上級者となれば、ホテルに隣接されているレストランバーで、ビーチを眺めながら、お食事やお酒を嗜み、南国気分を堪能するのもおすすめです!
- サーフィン発祥の地
- 早朝には地元のサーフィンレジェンドたちが黙々と海に出ていく姿が見られる!
クイーンズ・サーフ・ビーチ
クイーンズ・サーフ・ビーチはカピオラニ公園前にあり、遊歩道でランニングやウォーキングを楽しむ人もいれば、浜辺でヨガを楽しむ人もいます。
他のビーチと比べると、ゆったりとした時間が流れており、混雑するビーチを避けて静かに過ごしたい人におすすめです!
また、このビーチではシュノーケルも人気で、ハワイの青い海と色とりどりの魚を間近で見ることができます。
- ワイキキビーチの中でもローカル度が高く、空いている
- 日没前後は、アマチュアミュージシャンがギター片手に集まり、自然発生的なセッションが始まることも!
サン・スーシー・ビーチ
サン・スーシー・ビーチは、ワイキキ水族館とカピオラニ公園のすぐ横にあります。観光客の賑わいから少し離れた場所にあるローカル民に人気の穴場ビーチです。
ワイキキビーチでは珍しい自然な白砂が残るエリアで、裸足で歩くのも心地良いです。
また、沖には岩礁(リーフ)のおかげで波が穏やかで、シュノーケル中に熱帯魚やウミガメと出会えるかも…!?
ハワイではウミガメを「ホヌ」と呼び、神聖な生き物として幸運を運ぶ海の守り神とされているため、出会えたらそのハワイ旅行は一生の思い出になること間違いなしです。
- 「地元の人しかいない」感が味わえる数少ないワイキキのビーチ
- シャワー・トイレ・更衣室も完備されているので、使い勝手もばっちり!
フォート・デ・ルシー・ビーチパーク
このビーチも観光客は少なめで、街の喧騒から離れて静かな時間を過ごしたい時におすすめのスポットです。
元々アメリカ陸軍の保有地で、現在も米軍の保養地の一部として機能しながら、一般の観光客も自由に利用できるパブリックエリアとなっています。
広大な芝生と木陰が広がるピクニックエリアもあり、近くのお店で食事をテイクアウトして、のんびりゆったり過ごすのもOK!
広場の芝生でフラやウクレレの練習をしているロコ(地元民)を見ると、まるで自分もハワイアンのような気分に浸れます。
- 派手な水着より、ラフな服装でのんびりしているローカルが多め!
- 早朝に見える朝日に輝くダイヤモンドヘッドは思わず息を呑むような美しさ
アウトリガー・カヌー・クラブ・ビーチ
サン・スーシー・ビーチよりも東側に位置する小さなビーチです。中心地から離れており、アクセスも難しいため、初心者にはあまりおすすめできません。
ただ、ハワイ上級者やローカルしかいないため、プライベートビーチ感があります。また、プロサーファーやローカルのカヌーチームが練習している姿などが見られ、ビーチの名の通り、アクティビティなども体験することができます。
- 観光エリアとは一味違う「ローカルな空気感」を味わえる
- 冬場にはザトウクジラのブロー(潮吹き)が見えることも!
ベストシーズンや穴場スポットは?
8つのビーチから構成されているワイキキビーチは、さまざまな目的に合わせて楽しむことができる、ハワイの人気観光スポットです。
ハワイに旅行するなら、ワイキキビーチは必須で予定を組む!という人も多くいるほど、魅力の詰まった特別な場所です。
ここからは、ワイキキビーチをより一層楽しむために知っておきたい、ベストシーズンやおすすめの穴場スポットについて解説します。ハワイ旅行をより充実させたい方はぜひ参考にしてくださいね!
ワイキキビーチのベストシーズン
ワイキキビーチのベストシーズンは4月中旬~6月中旬、9月中旬〜11月中旬の間と言われています。これらの時期は乾季に含まれ、天候が安定しており、水温も暖かくて泳ぎやすいからです。
ただし、ゴールデンウィークやお盆の時期は混雑し、航空券の高騰が予想されるので、ゆったり過ごしたい方は大型連休とずらしてハワイ旅行を計画することをおすすめします。
時期 | 天気 | 混雑予想 | 特徴 |
---|---|---|---|
4~6月 | 乾季(快晴が多い) | 少なめ | 水温も暖かくて泳ぎやすい |
7~8月 | 乾季(快晴) | 多い | 日本の夏休みと重なり、混雑しやすい |
9~11月 | 乾季(やや不安定) | 少なめ | 台風の心配はほぼなし |
12~3月 | 雨季 | 普通~やや多め | 波が高く、サーフィンには最高 |
時期 | 天気 | 混雑予想 | 特徴 |
---|---|---|---|
4~6月 | 乾季(快晴が多い) | 少なめ | 水温も暖かくて泳ぎやすい |
7~8月 | 乾季(快晴) | 多い | 日本の夏休みと重なり、混雑しやすい |
9~11月 | 乾季(やや不安定) | 少なめ | 台風の心配はほぼなし |
12~3月 | 雨季 | 普通~やや多め | 波が高く、サーフィンには最高 |
ワイキキビーチをローカルに楽しむなら!おすすめの穴場スポット
クイーンズ・ビーチ、サン・スーシー・ビーチは比較的観光客が少なく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
海水浴を楽しみたい、浜辺での読書、散歩など、思い思いの過ごし方を楽しみたい方にぴったりです。
他にも、ワイキキビーチの東側は隣接されているホテルも少なく、ビーチまで距離があるので混雑しにくいです。
ワイキキビーチで過ごす際の注意点
ワイキキビーチで安心・快適に過ごすために、現地で気をつけたい主な注意点を以下にまとめました。観光客がうっかりやってしまいがちなことや、ローカルに敬意を払うマナーも含めています。
ハワイへ旅行に行く際は、ぜひご一読ください!
日差し・紫外線対策は必須!
ハワイ・ワイキキビーチの紫外線は日本より遥かに強く、曇りの日でも肌が焼けます。ワイキキビーチに行く際には、日焼け止めやラッシュガード、帽子、UVカットサングラスなどを着用して、紫外線対策を徹底しましょう。
日焼け止めを使用する際には、成分に注意が必要です!ハワイでは2021年1月より、サンゴ礁にとって有害な成分である、オキシベンゾン(Oxbenzone)とオクチノキサート(Octinozate)を含む日焼け止めの販売が禁止されています。
ハワイの海に生息する美しいサンゴ礁を守るために「リーフセーフ(海に優しい)」成分のものを使用しましょう。
日焼け止め効果が高いと人気の「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク」はオキシベンゾンとオクチノキサートは配合されていないため、おすすめです!
貴重品管理は慎重に
ワイキキビーチは多くの観光客で賑わう人気スポットですが、その分、置き引き被害も少なくありません。ビーチの荷物は最小限にし、目の届く範囲に置くか、交代で誰かが荷物番をするのがベストです。
特に財布や時計などの貴重品は、ビーチに持ち込まず、ホテルのセーフティボックスに入れておくと心配ないです。
スマホは防水ケースに入れるなどして、肌身離さず携帯すると良いでしょう。
ゴミの持ち帰りと騒音への配慮
ワイキキビーチにはゴミ箱が設置されている場所もありますが、満杯になっていることもあるため、自分が出したゴミは基本的に持ち帰る意識を持ちましょう。
美しいワイキキビーチの景観を守るため、ローカルの人々にも観光客にも共通するエチケットです!
また、開放的な雰囲気に釣られて音楽を大音量で流したり、大声で騒いだりしてしまうと、周囲の人の迷惑になることも。特に朝晩の時間帯は、周囲に配慮して静かに過ごすよう心がけましょう。
飲酒・禁煙はNGエリアが多い
海の開放感と南国ならではの雰囲気から、ついついビーチでお酒を飲みたくなる気持ちもあるでしょう…。
しかし、ハワイではワイキキビーチなどの公共の場での飲酒・喫煙が禁止されており、違反すると罰金が科されることもあるので注意が必要です。
お酒を飲みたい時は、ビーチ直結のバーやホテルに隣接されているレストランで楽しみましょう。
また、スーパーなどで買ったお酒を袋に入れずに持ち歩くのも禁止されています!ホテルの部屋にお酒を持ち運ぶ際には、必ず袋に入れてくださいね。
【周辺情報】おすすめのショッピング・レストラン・ホテル一覧
ここからは、ワイキキビーチと共に楽しめるおすすめのショッピング・レストラン・ホテルをご紹介します。
ワイキキビーチ周辺:おすすめのショッピング
ワイキキビーチ周辺には、ラグジュアリーから気軽な雑貨屋、地元ブランドまで幅広くショッピングを楽しめるのが魅力です。
カラカウア通り
ワイキキの表通りとして知られており、GUCCIやDior、LUIS VITONなど高級ブランドが並ぶ一方、ローカルなサーフショップやアートギャラリーも混在しています。
インターナショナル・マーケットプレイス
オープンエア形式のショッピングセンターで、立ち並ぶお店は多彩なカテゴリーです。フードトラックやヨガ、レイ作り体験などもでき、地元文化に触れながら買い物が楽しめます。
ワイキキ・ビーチウォーク
カジュアルでアットホームな商業エリアです。地元初のブランドやハンドメイド雑貨のブースが多く、観光客だけでなく、ローカルにも評判です。
ワイキキビーチ周辺:おすすめのレストラン
ワイキキビーチ周辺には多彩なグルメスポットが揃っています。
Duke’s Waikiki
目の前にワイキキビーチ&ダイヤモンドヘッドを望む名物店です。ライブミュージックや名物「Hula Pie(フラパイ)」が人気です。朝〜夜まで通して楽しめ、牛ひき肉のバーガーや地元食材を使った料理が充実!
House Without a Key(ハレクラニホテル内)
ハレクラニの名物レストラン。夕暮れ時にはハワイアンギター&フラショーを無料で楽しめ、ロマンティックな雰囲気です。現地ブロガーも「フェイバリット」と絶賛!
Monkeypod Kitchen
ハワイ産食材を使ったカジュアルダイニング。名物「Signature Mai Tai」はローカル御用達
Marukame Udon
日本食に恋しくなったらここ!讃岐うどんが手頃に味わえる人気店です。チェーンながら地元でも評判で、セルフ天ぷら式が楽しいと、連日多くのひとで賑わっています。
ワイキキビーチ周辺:おすすめのホテル
ワイキキビーチ周辺には、滞在スタイルや予算、目的に応じて選べる素敵なホテルがたくさんあります。
ハレクラニ(Halekulani)
ラグジュアリー感重視の方におすすめのホテルです。静寂と高級感が調和した5エーカーのオーシャンフロント&スパ付きリゾート。美しい海景と丁寧なサービスが評価され、最高級の癒しが期待できます。
ロイヤル・ハワイアン(The Royal Hawaiian)
「ピンクパレス」の愛称で知られるクラシックなビーチリゾート。1927年開業の歴史とスペインムーア風の建物がロマンチックです。
アロヒラニ・リゾート(Alohilani Resort Waikki Beach)
2018年完成のモダンなオーシャンフロントホテル。プールデッキでは海水を利用したインフィニティプール、夜になればプールサイドバーもオープンするため、心満たされるリゾート空間を楽しむことができます。
ファーストキャビン・インターナショナル・ハワイ(Firstcabin International Hawaii)
2025年4月にオープンした日本式のカプセルホテル。ポッド内は飛行機のファーストクラスをイメージした、心地よい空間が広がっています。英語・日本語対応のスタッフも常駐しています。ワイキキビーチまで徒歩4分という好立地も魅力の一つです。

まとめ
世界に名だたるワイキキビーチには、王道の楽しみ方はもちろん、ガイドブックには載っていないローカルならではの魅力もたっぷり詰まっています。ベストシーズンを狙って訪れるのも良し、穴場スポットで静かなひとときを過ごすのも良し。
ハワイらしい「アロハ・スピリット」を感じながら、あなたらしいワイキキの過ごし方を見つけてみてくださいね。