
ホノルル空港での入国審査をスムーズに!入国の流れや必要書類を解説
最近、アメリカへの入国がますます厳しくなっていると感じることが増えてきました。
実際に、入国拒否や強制送還になったケースを耳にすることもしばしば。
そんな中、ホノルルに入国する際もアメリカ本土と同じように厳格な入国手続きが求められることをご存知でしょうか?
今回の記事では、ハワイ・ホノルルの入国審査をスムーズに行うための事前準備&ポイントを紹介します。
2024年度から導入された新しい入国審査アプリMPCについてや、ホノルルでの入国審査時のトラブルを避けるための準備についても詳しく解説しています。
旅行前にしっかり確認して、安心してハワイ・ホノルル旅行を楽しみましょう。
ハワイ・ホノルルの入国審査の流れ

ホノルル空港についてからの流れはこのようになっています。
最低でもホノルルへ出発する72時間前までには準備するようにしましょう。
入国審査へ
ハワイ・ホノルル入国に必須のESTAとは?

90日以下の短期観光やビジネス目的でアメリカに渡航する場合、ESTAの申請が必要です。
申請手続きには時間がかかることがあるため、余裕を持って早めに申請を行いましょう。
また、乗り継ぎを行う場合でもESTA申請が必須となるため、注意が必要です。
ESTAの申請方法
ESTAの申請料は一人当たり$21(2025年2月現在)となっており、アプリまたは公式サイトより申請可能です。
【ESTAの申請はこちらから】
公式サイト | https://esta.cbp.dhs.gov/ |
---|---|
公式アプリ(iOS) | https://apps.apple.com/jp/app/esta-mobile/id1529604353 |
公式アプリ(Android) | https://play.google.com/store/apps/details?id=gov.dhs.cbp.esta&hl=ja |
申請手続きは約23分で完了します。
ESTA申請時に必要なもの
- 有効なパスポート
- クレジットカード(ESTA申請代金の支払い用)
- 日本での住所・電話番号
- アメリカ(ホノルル)での滞在先情報
- 勤務先名
ESTA申請の流れ
通常は申請から3日経つ頃には審査結果が反映されているので、ステータス確認の画面より結果をチェックしてください。
ESTAは1度取得すると2年間有効であるため、期限内であれば何度でも入国が可能です。
入国審査が不安?これを準備しておけば安心!

入国審査の流れ
ホノルル空港の入国審査のエリアに到着したら、「Immigration(入国審査)」のサインがあるカウンターを探します。
カウンターには、「Non-resident(非居住者)」と「Resident(居住者)」の2種類があります。
旅行者の場合は、「Non-resident(非居住者)」のカウンターに並びます。
順番が来たら、係員のいるカウンターに進みます。
ここで、パスポート、税関申告書、帰りの航空券など必要書類を提示します。
住所が同じ家族の場合は、全員一緒にカウンターに行っても大丈夫です。
係員から滞在日数、ホノルルへの入国目的(観光、ビジネスなど)について簡単な質問がされます。
正直に答え、安心して対応しましょう。
質問が終わった後、指紋採取と写真撮影が行われます。
指をスキャンし、顔写真を撮影する手続きです。
入国審査官からスタンプや書類を受け取ったら入国審査は完了です。
入国審査時によく聞かれる英語での質問
滞在日数
【質問】How long will you be staying?
【答え】For ⚪︎days.
滞在目的
【質問】What’s the purpose of your visit?
【答え】I’m here for Sightseeing.
滞在先
【質問】Where are you staying?
【答え】At the 〇〇 Hotel.
職業
【質問】What’s your occupation?
【答え】Office Worker / Student
帰国日
【質問】When are you leaving Hawaii?
【答え】In ⚪︎days.
注意!わからなければ必ず聞き返す
入国審査の質問が聞き取れない、またはわからない場合は曖昧なまま受け答えはせず、聞き返しましょう。
その際に使えるフレーズがこれ!
- 「Could you speak more slowly?(もう少しゆっくりと話してもらえますか)」
- 「Can you say it another way?(他の方法で言ってもらえますか)」
これを準備しておけば安心!ホノルル空港での入国審査対策
英語での受け答えが不安…という方におすすめなのが、手元に書類を準備をしておくことです。
ホノルルでの入国審査時に職員に英語が上手く伝わらない場合にも、書類をサッと出せば解決することも。
不安な方はこれらの書類を準備してホノルルへ渡航してくださいね。
- 帰りの航空券の控え
- ホテルの予約確認書
- 入学許可証(90日以内の滞在で語学学校に通う場合)
- 出張証明書(出張で入国する場合)
【2025最新】入国審査アプリ「MPC」

大人気の旅行先のハワイ、ホノルル空港での入国審査は、長時間の待機が発生していました。
そこで、2024年7月から新たに導入されたのが「MPC(Mobile Passport Control/モバイル・パスポート・コントロール)」というアプリです。
このアプリの導入により、従来の入国審査の待機時間を大幅に短縮できるようになりました。
ホノルル旅行にとても便利なMPCですが、利用するのにはいくつかの条件があります。
MPC利用方法
まず初めに、MPCを利用する為には以下の条件を満たしている必要があります。
- 米国市民
- 米国永住権保持者
- カナダ国籍の米国B1/B2 VISA保持者
- ESTA申請者かつESTA認証による渡航が2回目以降の人
日本在住のほとんどの人が当てはまるのが、4つ目の「ESTA申請者かつESTA認証による渡航が2回目以降の人」かと思います。
「ESTA申請者かつESTA認証による渡航が2回目以降の人」には、過去に一度でもESTA(電子渡航認証システム)を申請したことがあり、ESTAの有効期限(2年間)が切れて再申請し入国する人も含まれています。
その為、1度でもESTAを利用してアメリカ本土やハワイやグアムといった地域への渡航履歴がある人は、MPCを使用して入国することができるということになります。(※ESTAが有効期限内であることは必須)
MPC利用方法はこちら
入国する空港を選択し、渡航者のパスポートの顔写真ページをスキャンします。
4桁のPIN番号を設定する画面があるので登録します。同行する家族の分も同じ要領で登録可能です。
6つ質問があるため、Yes or Noで回答します。
ここまでが渡航前にできる準備です。
ここからはホノルルに到着後の操作となります。
ホノルルに到着後、現地のWifiやデータ通信をオンにすると写真を撮る画面が出るため、撮影し提出します。
顔写真を提出しアプリ上にレシートが表示されたことが確認できたら、MPC専用レーンに並びます。
アプリのダウンロードはこちらから!
まとめ

今回の記事では、ハワイ・ホノルルでの入国審査をスムーズに通過するためのポイントや、新しいMPCアプリの利用方法をご紹介しました。
ホノルル渡航前に必ず行わなければいけないことは「ESTA」の申請と、入国審査時の質問対策の2つです。
入国審査時に必要な情報を確認し、安心してハワイ・ホノルル旅行をお楽しみくださいね。
みなさん、素敵なハワイ・ホノルル旅を!